前回に続き、今までにお客様から質問があった内容をQ&A形式で皆様にお伝えしていきます。
Q1:今の家が再建築不可物件ですが、その場合売却時の価格は下がってしまいますか?
A:周辺相場の5割~7割程度の価格になる恐れがあります。
家が古くなった際に建替えが出来ないなど、活用性が低い事から相場より安い価格になってしまいます。
しかし、再建築不可物件だからといって絶対に売れないわけではありません。
取り壊して新しく立て直すことは出来ませんが、リフォームをすることは可能です。
※再建築不可物件とは…
接道義務の
◆ 建物の敷地(間口)が道路に2m以上接していること
◆ 接している道路の幅員(道幅)が4m以上であること
を満たしていない物件は再建築不可物件となります。
Q2:再建築不可物件は建築可能にできないの?
A:建築可能にするには条件を満たす必要があります。
建築可能にするには、上記でお伝えした接道義務を満たしている必要があります。
セットバックや隣地から土地を借りるか、売ってもらう方法をとり、再建築可能にする方法はあります。
また敷地が道路に接していない場合でも、自治体役場の道路管轄・建築指導課に相談してみることもオススメします。
※災害危険区域・道路予定地や区画整理事業計画地等の理由から、再建築不可となっているの場合、新たに建物を建築することはできません 。
Q3:再建築不可の物件は、どのような活用方法がありますか?
A:まずは再建築が可能になるかどうかを調べましょう。
まずは再建築が可能になるかどうかで活用の幅も広がりますので、現在のお住まいについて調べることが必要となります。
結果的に再建築が不可であっても、リフォー・リノベーションを行い賃貸として貸し出したり、更地にして月極駐車場・コインパーキングとして活用することも出来ます。
引き続きお客様からご質問をいただいた内容をまとめてブログでご紹介いたします。
ぜひ参考にしていただければと思います。